Opensource.comは2017年11月29日(米国時間)、「10 open source technology trends for 2018|Opensource.com」において、2018年に人気が上昇すると見られるオープンソース技術のトレンドを10個紹介した。
紹介されているオープンソースの技術トレンドは次のとおり。
- OpenStackの利用シーンのさらなる拡大
- プログレッシブWebアプリ(Progressive Web Apps; PWA)の普及
- プログラミング言語「Rust」の人気上昇
- プログラミング言語「R」のユーザーコミュニティ拡大
- XaaS(anything as a Service)の拡大
- コンテナテクノロジーの普及
- 機械学習および人工知能が適用される範囲の拡大
- ブロックチェーン技術のメインストリーム化
- クラウドベースのコグニティブ技術の普及
- IoTデバイスがさらに普及
記事で紹介されている技術のいくつかはエンタープライズにおける今後の予測動向と一致している。機械学習技術や人工知能技術は向こう数年間は話題の中心であり続けるほか、こうした技術の多くがWebサービスの形で提供されるものと見られている。
OpenStackは複数のホストを管理する方法として一部の企業や組織で使われている。しかし、現在では使いこなすには専門の技術を有したエンジニアが必要など、まだ導入障壁は高い状態にあると言われている。今後こうした障壁を越えて、より多くの組織がOpenStackの活用を進めていくのではないかと予測されている。