NTTテクノクロスは11月29日、離れた場所でもオフィスと同じ環境で業務を行うリモートアクセスサービス「MagicConnect(マジックコネクト)」に新機能を追加し、2018年3月末から提供すると発表した。

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    マジックコネクトの利用イメージ

今回、勤務時間を適切に管理する機能を追加したほか、場所を選ばず作業効率が保てるように機能を向上させたという。

例えば、リモートアクセスしている時間の管理機能では、オフィスの外から同サービスでアクセスしている時間を、ユーザーごとに1日単位で表示し、ユーザー本人と管理者が閲覧できる。管理者はユーザー全員のアクセス時間を把握できるため、テレワーク時の勤怠管理に適するとしている。

また、ログをCSVファイルとしてダウンロード可能なため、管理しやすいよう容易に加工できるほか、オフィス以外の場所での勤務時間を透明化することで周囲の理解が深まり、テレワークに取り組みやすくなるという。

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    ユーザーごとの利用時間の表示イメージ

マルチモニターに対応したことで、手元の端末に複数のモニターを接続している場合、すべてのモニターにオフィスのPCの画面を表示可能になった。これにより、広いスペースが利用できるようになるため、テレワークでもオフィスと同等の効率で作業できるとしている。なお、同機能はWindows利用時のみとなる。

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    マルチモニターでの表示イメージ

そのほか、True Color(32bit)およびClearTypeフォントをサポートしたことで、デスクトップ表示の品質が向上している。これにより、オフィスのPCでの作業に近い品質でアプリケーションを利用できるとしている。同機能もWindows利用時のみとなる。

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    表示高品質化のイメージ

同サービスの1アカウント当たりの価格は、初期費用が5000円から、年間使用料が1万2000円から(いずれも税別)。