三菱自動車工業(以下、三菱自動車)は、同社が運営する「週末探検家」プロジェクトの雲海出現予測サイト「雲海出現NAVI」において、11月27日より、三国峠(北海道)、蔵王山(宮城県)、野迫川村(奈良県)、四国カルスト(愛媛県)など10か所の雲海スポットを新たに追加したことを発表した。これにより、全国で合計30か所の雲海スポットの雲海出現予測が可能となった。

  • 雲海出現予測サイト「雲海出現NAVI」

    雲海出現予測サイト「雲海出現NAVI」

「雲海出現NAVI」は、全国の代表的な雲海観測スポットの3D地形データに対して、天候状態、気温、気圧、風向、風力、湿度の予測データをインプットし、雲の専門家による知見と人工知能を用いて雲のでき方や形状をシミュレーションすることで、雲海の出現確率を予測するシステム。

「雲海出現MAP」から雲海観測スポットを指定して、その雲海出現確率を見ることができるほか、地図サービスと連携して、入力した出発地点から最も近い雲海観測スポットへの自動車運転ナビにも簡単にアクセスすることも可能となっており、週末探検家Webサイトより、誰でも利用できる。

今回、大樹海の谷に架かる橋からの眺めが絶景の「三国峠」(北海道)、冬は樹氷が現れることでも有名な「蔵王山」(宮城県)、世界遺産の熊野参詣道・小辺路が通り、弘法大師にも所縁の深い「野迫川村」(奈良県)、四国地方の雲海スポットとして初めてとなる「四国カルスト」(愛媛県)など、大自然の雄大さを感じられる場所から歴史的なロマンに触れられる場所まで10か所の雲海スポットが追加され、合計30か所の雲海スポットの雲海出現予測が可能となった。

なお、「週末探検家」は、三菱自動車が実施運営する、"探検マインド"を持つ行動派の顧客を応援し、魅力ある週末の過ごし方を提案するプロジェクト。「雲海出現NAVI」は、同プロジェクトの第一弾として、「雲海の美しさに、言葉を失え。」をミッションとし、2017年7月27日に公開された。