AMOも一新
Firefoxのアドオンを提供するサイト、AMOでも、11月の始めにリニューアルが行われた。
すべてのアドオンを表示してみたところ、図22のようになった。
WebWxtensionsに対応したアドオンのみが表示される。旧式(Legacy)は、表示されていない(もちろん、インストールできないので、表示されてもあまり意味はない)。本稿執筆時点では、6000を超えている。アドオンも、Firefox Quantumとともに、変わってきている。
ジェフ・グリフィス氏は、低迷したFirefoxのシェアを2018年第1四半期で「相当なシェア向上」、2020年までにシェア20%を目標にしたいと語っていた。現状、Net Applicationsなどの調査では10%前後を推移し、どちらかといえば減少傾向にある。非常に厳しい状態が続いているといえるだろう。Firefoxから移行していくユーザーは、Firefoxの遅さを理由にすることが多い。今回の新エンジンの搭載により、その打開になるか、今後の推移に注目したい。