GitHubは同社がオープンソースで提供するテキストエディター「Atom」において、エディタ上での入力をリアルタイムに参加者のATOMに表示させ編集も可能なTeletype(beta) for Atomをβ版で開始したことを16日公式ブログで発表、公式特設サイト"teletype.atom.io"も設置している。

Atomのパッケージで提供されているteletypeをインストールすると表示されるステータスバーのアンテナアイコンをクリックする表示されるポップアップで[Share]をオンにすることで発行されるトークンを介し、GitHubサーバ上のワークスペースにいったん接続したあとpeer-to-peerでの接続になる。特設サイトにはサーバは中央管理型のものではなく、TeletypeはWebRTCを使い全てのコミュニケーションを暗号化していることが記されている。[Join]を使い相手のIDを入力することで相手の新規タブを共有でき、閲覧・編集が可能になる。

teletypeをインストールするとステータスバーにアンテナアイコンが表示されここをクリックしてホストや参加が可能になる

発行されるGitHubトークン

teletypeの仕組み(同社公式サイトより)

公式ブログには、他のプログラマーのコードにプログラムを書くことは知識の吸収にとって欠かせない方法であり新たな視野を広げることになるが、物理的なマシンのリアルタイムなシェアはもちろん、クラウドベースのIDEや他の方法も満足の行くコラボレーションができていないと指摘。本日は、Social codingの夜明けだとTeletype for Atomを紹介している。