超高速な無線/有線LAN搭載マザー

ASUSの「ROG Rampage VI Extreme」は、Core X向けのハイエンドマザーボード。91,500円前後という超高価なモデルだけあって、製品はとにかく豪華仕様だ。まずネットワーク機能が非常に強力。無線LANは、最大4.6Gbpsの新規格「IEEE 802.11ad」を搭載し、有線LANは、Aquantia製「AQC107」による10GbEが用意されている。

ASUSの「ROG Rampage VI Extreme」。フォームファクタはE-ATXとなる

付属品は非常に豊富。15kgまで耐える金属製のVGAホルダーまで同梱する

拡張カード「ROG DIMM.2」が付属しており、ここにM.2ストレージを2つ搭載可能。カード上に冷却ファンを搭載することで、発熱によるパフォーマンスの低下を抑えることができる。M.2スロットはこのほか、マザーボード上にも1つ用意されており、VROC/IRSTに対応している。

派手な演出もトップクラスだ。拡張スロット部を覆うROGアーマー(インジウムメッキ済み)のほか、バックパネル部までRGBライティングが可能。発光パターンなどは、付属ソフトウェアから設定できる。またバックパネル部にはOLEDパネル「LiveDash」も搭載。動作状況や画像などを表示することができる。

付属する「ROG DIMM.2」カード。この裏側にもM.2スロットがある

このように光る。バックパネル部まで発光するのはユニークだ

PCI-E/SATA両対応のM.2増設カード

SilverStoneの「ECM22」は、M.2タイプのSSDを2つ増設できるPCI Expressカード。下側はPCI Expressタイプ、上側はSATAタイプに対応しており、SSD2台を同時利用することも可能だ。基板側の接触面はゴールド仕様になっており、放熱パッド(別売)と併用すれば、効果的にSSDを冷却できる。オリオスペックでの価格は4,320円。

SilverStoneの「ECM22」。PCI-E/SATAのM.2 SSDに両対応する

放熱パッドを使うことで、最大15℃の温度低下が期待できるという