Web development can be complex - Microsoft

Microsoftは10月25日(現地時間)、「sonar: Linting the web forward - Microsoft Edge Dev BlogMicrosoft Edge Dev Blog」において、Webページの解析を行うためのツール「SONAR」を発表した。オンラインツールとしてサイトを解析できるほか、コマンドラインツールとしてローカルで利用することもできる。最新のルールセットが使われており、今度も開発への投資が表明されているなど、Webページ解析ツールとしての活用が期待できる。

Web技術の発展は速く、Webページを構成するコンテンツやコード、スタイルは複雑化している。構築されたWebページが規約に準拠しているかをエンジニアが自らの知識のみで判定することは難しい。SONARのようなツールを利用することにより、すでに構築したWebページの内容が規約にそった適切なものであるか判断できるほか、改善するための指針として利用できる。

また、SONARはコマンドラインツールとして活用でき、将来的にはエディタや統合開発環境からチェックに利用するためのツールとしても活用できるようになる見通し。

SONARオンラインサービス

SONARオンライン解析結果

項目ごとにチェック結果を出力

どの点を変更すべきかが細かく指摘される

MicrosoftはSONARをオープンソースソフトウェアとして公開している。Microsoftはこのツールの開発に積極的で、SONARは今後もルールセットの追加などの開発が期待できる。