さてマジメな話もしますよ。まず気になるのは動作音ですよね。簡易騒音計で計測したところ65dBA前後でした。身近なもので例えるとドライヤーよりちょっと小さめといったところです。同じ部屋で動かしていると多少は気が散ります。できれば脱衣室などで使用したいところです。

簡易騒音計で計測した音圧レベルは65dBA前後

動作時に動画を撮影してみました。音量は視聴環境に左右されますが、どのような音なのか参考にしてください ※音が出ます

また、サーモグラフィーカメラ「FLIR ONE」で乾燥時の表面温度を計測してみました。最大温度は55.3度。それほど高温にはならないんですね。

熱分布画像を見ていて気になったのが手首、襟周りの温度が低いこと。ワイシャツに触ってみたら胴体に比べて、明らかに手首、襟周りは湿り気が残っていました。手首、襟周りは生地が厚いので、そのぶん乾くのにも時間がかかるようです。

乾燥時の表面温度を計測したところ、最大温度の55.3度は腹部周辺で記録しました

今回はタイマーを30分に設定していましたが、胴体、腕は20分ぐらいで乾き、残りの10分で手首、襟周りも乾燥が終了しました。シャツ乾燥バッグの手首、襟周りに小さな穴が開いていれば、風が強く抜けるのでもっと早く乾燥するかもしれませんね。シャツ乾燥バッグの改良に期待しましょう。

というわけで乾燥終了。いやあラクですねえ

少しシワが残ってしまいました。シャツが大きすぎたのかもしれません。でもアイロンなしにこれだけ綺麗に仕上がれば大満足です!

消費電力量は405Wh、電気料金は10.1円でした

「大丈夫だよ、ベイマックス」

合い言葉でコンパクトに収納される機能はないですが、乾燥が終了すれば自動的にしぼみます。クローゼットにでもかけておくと、翌日すぐに使えて便利そうです。

ワタシ同様、アイロン嫌いの方にもってこいの「シワを伸ばす乾燥機 アイロンいら~ず」。ぶっちゃけワタシは冠婚葬祭以外でワイシャツを着ないので、実は本製品を必要としないのですが、そんな微妙な立場からでも自信をもってオススメできちゃう一台です。