メガネスーパーは7月3日に、全店舗(334店舗)においてビットコインによる決済サービスを7月10日から導入すると発表した。モバイルペイメントサービス「モバイル決済 for Airレジ」を利用し、仮想通貨ビットコインによる決済が可能になる。

同社はこれまでも免税対応店舗の拡大をはじめ、パスポートリーダーの導入による免税対応作業の効率化やコンタクトのまとめ買いに対応する店舗から海外への荷物発送の対応、スマートフォンのハンズフリーシステムを活用した専門通訳スタッフによる遠隔からの接客対応など、インバウンド顧客に対するサービスを導入してきた。

決済サービスでは、先行して導入している「銀聯カード」に加えて、2016年4月からはリクルートライフスタイルが提供する決済アプリ「モバイル決済 for Airレジ」を利用開始。特に来店頻度が高い中国人顧客に向けた「Alipay」決済と、その他のアジア系外国人の顧客の利便性向上を見据えた「LINE Pay」決済の対応を実施していた。

今回導入するビットコインによる決済は、両替手数料が不要で決済がすぐに完了し、持ち込み制限も受けないことから、訪日外国人観光客にとって非常利便性が高いとされている。

利用の流れ

同社ではビットコイン決済を導入することで、欧米からの利用者増加を見込んでいる。