AMD Ryzenによるマルチコア化でデスクトップのイノベーションを

デスクトップPCやノートPC+大画面液晶で仕事をしている人は多く、デスクトップPCの市場はまだまだ重要ということで、今回はここにフォーカスした製品を投入。これまで、デスクトップPCに搭載するCPUのコア数は最大4コアだったが(ワークステーションを除く)、AMDからマルチコア、マルチスレッドのプロセッサ・ロードマップを見せられ、その採用によってデスクトップPCにイノベーションを起こしたという。

また、PC業界の新しいトレンドとして、eスポーツを中心としたゲーム市場と、VRを挙げた。PCゲーム市場は毎年20億ドルずつ成長しており、VR市場は2020年までにアクティブユーザーが2億人を突破するという予測がある。どちらの領域に関しても、デスクトップPCのパフォーマンスが重要になるとも。

デルは、COMPUTEX TAIPEI 2017で多くのアワードを受賞。今回のNEW Inspiron 27 7000 フレームレスデスクトップも含まれている

New Inspirion 27 7000フレームレスデスクトップは、CPUにAMD Ryzenを使用し、Infinity Edgeディスプレイでスッキリしたデザインが特徴。VR対応モデルも後日投入される

New Inspirion 24 5000フレームレスデスクトップは、Bristol Ridge世代のAMD A10プロセッサを搭載

NEW Inspiron ゲーミングデスクトップは、ゲーマーが気にするという搭載コンポーネント、つまり、冷却能力と方式、セルフアップグレードの3点を重視して設計。CPUはAMD Ryzen、冷却は水冷オプションを用意する。ケースの開口部を大きく取り、冷却能力とともに、SenseMi XFRによるゲーム中のオーバークロックにも配慮している。グラフィックに関しては、AMD RadeonモデルとNVIDIA GeForceモデルの両方を用意した。

開口部が広く、冷却性能をアップしたケースを採用。幅広いゲームユーザーに対応する

AMDアジアパシフィック&日本 コンシューマー営業ディレクターのピーター・チャンバーズ氏がゲスト

チャンバー氏はAMD RyzenとRadeonをアピール。Ryzenのプレゼンでは、秋葉原での深夜販売の画像も使用していた

最後に、7月10日まで行われる「夏のボーナスキャンペーン」について。直販サイトの割引キャンペーン(期間限定)と、メールマガジン登録者から2名にXPS 13をプレゼントするという内容だ。