ChatWorkは4月10日、ビジネスチャットツール「チャットワーク」上で、助成金診断から申請代行までが行えるサービス「ChatWork 助成金診断」の提供を開始したことを発表した。

「ChatWork 助成金診断」画面イメージ

現在、厚生労働省や経済産業省などの所管で取り扱っている助成金は、数千種類にも及ぶ。近年は中小企業における「働き方改革」やテレワーク導入を推進するような助成金も多数存在し、ビジネスを拡大するための有益な制度となっている。一方で、多種多様な助成金を設けても、その存在が対象企業に充分に認知されていないという課題を抱えているという。

また、企業側は自社に合った助成金を探すのに時間がかかったり、申請までの手続きが煩雑でノウハウが必要なことから、企業単体で助成金の申請をおこなうのは難易度が高くなっている状況がある。

「ChatWork 助成金診断」では、助成金制度を熟知した専門家が、条件を満たせばほぼ100%受給できる助成金をチャットワークを介して案内し、面倒な事務手続きをチャットでサポートするもの。

ユーザーは、チャットワーク上で「ChatWork 助成金診断」をコンタクトに追加し、質問に答えるだけで、無料で受給可能な助成金の候補を受け取ることができる。また、助成金を申請したい場合は、専門家が助成金の支給申請まで代行することが可能なため、煩雑な申請手続きに煩わされることなく、チャットワークを介してスムーズに申請が可能だ。