文章を書くとき、「字数」を意識することは少なくない。たとえば業務用の文書や学校のレポートでは、「千字以内」や「原稿用紙2枚以内」などと直接/間接的に字数が決められるため、そこに収まる範囲で文章をまとめることになる。

パソコンやスマートフォンで文章を作成するときにも字数は意識されるが、iPhone/iPadに標準装備のアプリに関していうかぎり、字数を確認しながら文章を書き進めることは難しい。『メール』にしても『メモ』にしても、現在執筆中の文章が何文字なのか、字数をカウントする機能が用意されていないからだ。

実は、iOSに標準装備のアプリでも字数カウントを実現できる。『メッセージ』のSMS送信用ダイアログには、入力中の文章の字数をカウントする機能が用意されているため、それを活用するのだ。字数カウント機能を備えたサードパーティー製アプリを使う手もあるが、それほど利用頻度が高くないときは、この方法でじゅうぶん足りる。

実際の作業へ進む前に、『メッセージ』の設定画面で「MMSメッセージ」スイッチをオフにしておくこと。こうしておかないと、SMSの字数制限(全角最大70字)を超える文章はMMSとみなされてしまい、字数をカウントしてくれないのだ。

あとは『メール』や『メモ』などの文字入力が可能なアプリで文章をコピーし、『メッセージ』に切り替えてiMessageを利用していない人物のアドレスを選択、文字入力欄にペーストしよう。iMessageを利用しているアドレス/電話番号には「iMessage」、そうでない場合は「SMS/MMS」と薄く表示されているので、かんたんに区別できるはずだ。

ペーストすると、すぐに「733/70」(70字のところが733字)のような形で字数が表示される。ペーストした文章は送信するわけにはいかないので、iPhoneを振ってペーストを取り消しすれば、字数のカウントは完了だ。

操作手順をカンタン解説

1 事前準備として、『設定』→「メッセージ」の順に画面を開き「MMSメッセージ」スイッチをオフにしておく

2 『メモ』や『メール』などの文字入力が可能なアプリで、字数をカウントしたい範囲をコピーする

3 アプリを『メッセージ』に切り替え、iMessageを使用していないアドレス/電話番号を指定し、文字入力欄で「ペースト」をタップする

4 [↑]ボタンの上に「○○/70」のような形で、ペーストした文章の字数が表示される