ビット・トレード・ワンは、Bluetooth Low Energy(以下、BLE)を搭載した超ミニサイズのIoT実験ボード「BLE静電容量式センサIoT開発キット」を発売する。販売開始は3月31日。オープン価格で、店頭予想売価は8,800円前後(税別)。

超ミニサイズのBLE対応IoT実験ボード

同製品は、BLE4.1に対応したBLEモジュール搭載で、IoT試作ベースに適した静電容量式フィルムセンサ測定ボード。近づくと反応する近接センサや、触ると反応するタッチセンサなど、さまざまな形態のセンサでのIoT開発の検証・構築が行えるミニサイズの開発キットとなっている。

スマホアプリでセンサ状況を把握

GEOMATEC(ジオマテック)製のスマートフォンアプリ(iOS向け)およびITO膜フィルムを組み合わせて、画面上で静電容量の変化を確認しながら「感度」や「しきい値」などを環境に最適な状態に調整することが可能。さらに、サンプルソースコードを利用して、リモートタッチスイッチで制御するオリジナルアプリの制作も可能だという。

また、ボード上の外部出力端子を使用して、各スイッチのオン/オフのほか、USB給電時にはPWMでセンサ状態をアナログ的に出力することも可能。センサ状態とは別個にスマートフォンアプリから出力状態をコントロールしたり、タッチセンサでLEDを光らせるなど、対象組み込み機器にタッチセンサや近接センサ機能を簡単に追加できるということだ。

なお、本体サイズは幅58mm×奥行25mm×高さ6mm(突起部除く)、重さ約7g。動作電圧は、CR2032バッテリー(2.0~3.0V/USB:5V±5%、CR2032電池は付属せず)。自由にカットして使えるセンサ用透明導電膜フィルム(ジオマテック製 ITO膜)、チェックピン、ワニ口クリップが付属する。制御用のスマートフォンアプリはiOSデバイス向け。