新しい日本観光のスタンダードになるかもしれない。店舗内で客に対して案内をするするロボットの姿は、都内などでは時々みかける景色になった。しかし、そうではなくて、1人1ロボット旅。客に同行して一緒に観光地を巡るロボット。レンタルでの提供サービスが4月からスタートする。
ロボットをレンタル
京浜急行電鉄とシャープ、Wi-Fiのレンタルなどを行うビジョン、アプリ開発などを行うフューブライトコミュニケーションズの4社は、日本で初めて多言語観光ガイドを行うコミュニケーションロボットのレンタルサービスを、訪日外国人観光客を中心に開始する(日本人へのレンタルなども行う)。
このサービスでレンタルされるのは、シャープのコミュニケーションロボット「ロボホン」。日本語、英語、中国語の3言語に対応している。京急羽田空港国際線ターミナル駅の2階にある「グローバルWiFi羽田空港店カウンター」で、4月25日からレンタルを開始する。
外国人観光客にレンタルされる今回のロボホンは、位置情報にあわせておすすめのスポットなどを紹介してくれる「ロボてなし」アプリが搭載されている。ほか写真撮影、プロジェクターでの写真・動画表示、ダンスやなどもしてくれる。
ロボホン流のおもてなし「ロボてなし」とは
「ロボてなし」には、現在東京都、神奈川県あわせて30カ所の観光情報が入っている。近くにくると、ロボホンがウゴウゴし出して、利用者に通知してくれる。「どうしたの?」などと、ロボホンに話しかけると、しゃべって説明してくれる仕組みになっている。