ExtremeTechはこのほど、「Windows Vista support ends next month, upsetting almost no one - ExtremeTech」において、Microsoftが1カ月ほど先となる4月11日をもってWindows Vistaのサポートを終了する予定であることを伝えた。Windows XPについては度重なるサポート終了延期が実施されたが、Windows Vistaは延長させることなくサポート終了になりそうだと指摘している。

Net Applicationsの調査結果によると、2017年2月におけるWindows Vistaのシェアは0.78%。Windows Vistaのシェアは2015年3月にはすでに2%ほどとなり、そこからさらに下落傾向が続いている。Microsoftとしてはすでにシェアが低いこともあり、Windows XPの時のように延長する必要性が低いと判断していると見られる。

一方、すでにサポートが終了しているWindows XPのシェアはNet Applicationsの調査において2017年2月の段階で8.45%に上っている。Windows XPのシェアもWindows Vistaと同様に下落傾向にあるものの、依然として根強い人気を誇っている。特に、Windows Vistaの登場でPCが重くなったと感じたユーザーは逆にWindows XPの評価を高めたところがあり、現在でもWindows XPは高い評価を得ている。