第7世代Intel Core i5を搭載し、基本性能も満足

Swift 7は、PCとしての基本性能も高い。CPUには、開発コードネーム「Kaby Lake」の第7世代Intel CoreプロセッサであるCore i5-7Y54(1.20GHz)を搭載している。Core i5-7Y54はデュアルコアだが、Hyper-Threadingテクノロジーを搭載しているため、同時に最大4スレッドの実行が可能だ。TDPが4.5Wと低く、定格クロックは1.20GHzと低めではあるものの、TurboBoostテクノロジーにより、最大3.20GHzまでクロックが向上する。一般的な作業で性能不足を感じることは少ない。

メモリはDDR3Lを8GB実装しており、増設はできない。ストレージは256GB SSDである。メモリやストレージの容量についても、不満はない。SSDはSATA 3.0接続であり、PCI Express/NVMe対応の超高速SSDに比べて転送速度は劣るのだが、体感的に遅いと感じる場面はほとんどないだろう。

液晶は13.3型で、解像度は1,920×1,080ドットのフルHDである。左右の額縁部分の幅は約14mmでやや大きい

液晶ディスプレイは13.3型で、解像度は1,920×1,080ドットのフルHDだ。液晶の表面は、光沢仕上げであり、発色は鮮やかでコントラストも高い。左右ベゼルの幅は約14mmで、狭額ベゼル設計ではない。液晶上部にはHD解像度のWebカメラが搭載され、ビデオチャットなどに利用できる。

画面の保護ガラスには、Corning社のGorilla Glass 5を採用。最高1.6mの高さから粗い表面に落としても、最大80%が破損しないように設計されているという。また、ブルーライトを4段階で最大54%カットする「Acer BluelightShield」機能も搭載する。