BlackBerryは2月7日(カナダ時間)、開発者が安全なメッセージング、音声、ビデオ機能をアプリケーションやサービスに統合できる「BBM Enterprise SDK(ソフトウェア開発キット)」を発表した。

これにより、同社はCommunications Platform as a Service(CPaaS)市場に参入したとしている。

同製品の主な機能として、「メッセージング」「セキュアな音声/ビデオコミュニケーション」「セキュアなファイル共有とコラボレーション」「セキュアなリアルタイム通知」がある。

メッセージングでは、1:1のチャット、マルチパーティ、グループチャット、メッセージの引用、取り消し、編集、削除が提供される。

音声/ビデオコミュニケーションでは、1:1の音声・ビデオ通話、バックグラウンドでのアプリケーション実行中に着信した音声あるいはビデオ通話への応答、ビデオ通話のサムネイルプレビューの表示、ビデオ通話の全画面表示が可能。

同社は同製品の強みとして、80以上のセキュリティ認証や承認をこれまで獲得しているなど、セキュリティの高さを挙げている。利用のメリットとしては、市場投入期間の短縮、拡張性の向上、コスト削減等が可能を実現するとしている。