フライトシステムコンサルティングは2月8日、ジェナと人型ロボット「Pepper」の法人向けモデルである「Pepper for Biz」に関するプログラムを、Webブラウザによる操作で開発可能なクラウドサービス「Scenaria(シナリア)」を共同開発したと発表した。また、同サービスを事業化するため、ジェナと業務提携した。

Scenariaの利用イメージ

両社が共同開発したScenariaは、コンテンツ更新を低コストでプログラムレスに開発ができるという。また、ジェナのAIチャットボット・ソリューション「hitTO(ヒット)」と連携し、利用客からの問いかけに対し適切な回答をAIと連携して生成することにより、多様な接客シーンにおける自動応対を可能にするとしている。

さらに、両社の業務提携では、フライトシステムコンサルティングはScenariaとhitTOとを連携させたビジネスの立ち上げおよび、hitTOに対する特注開発が発生した場合の技術支援を担う。ジェナは、モバイル向け/ロボット向けアプリケーション開発の実績を基にScenariaのUI/UXデザインおよび、hitTOとの連携を担当する。

ScenariaとhitTOとの組み合わせにより、AIと連携する高機能なロボット向けアプリケーションを容易に作成・運用可能になり、多店舗展開企業のロボット導入時のアプリケーション開発における課題を解決するとしている。