米Googleが開発者カンファレンス「Google I/O 2017」の開催スケジュールを公表した。期間は5月17日~19日の3日間。会場は昨年と同じ、Google本社(米カリフォルニア州マウンテンビュー)に隣接するShoreline Amphitheatreだ。

正確には同社はまだ、Google I/O 2017の開催を正式に発表してはいない。1月24日にGoogle DevelopersのGoogle+ページに数字が並んだパズルを投稿、そのパズルから始まる一連の問題を解いた人たちからGoogle I/O 2017の開催スケジュールが広まっている。

最初のパズルは4×4のマス目に数字が並んでいる。これはAを1にして順番に、アルファベットを数字で表したもので、数字をアルファベットに置き換えて記号に従って並べるとsavethedate.fooになる。そのページにアクセスし、リンクされているGitHubページに移動すると謎解きのルールなどを確認できる。

  • 5つのパズルを解く(順を追って難しくなる)
  • 5つの手がかり
  • 5つの場所(数字が大事)
  • それぞれの答えをsavethedate.fooの入力ボックスに入れていく。

Google DevelopersのGoogle+ページに突然投稿された謎の問題

各問題の答えを入力していくsavethedate.fooページ

最初の答えはコードに緯度・経度(-28.092472, -52.419667)が記述されており、それをsavethedate.fooに入力するとブラジルのマップに切り替わって次の謎解きへのリンクが表示される。

2問目はYouTubeビデオだ。草が茂ったビーチのような場所が映っているだけだが、字幕にヒントが隠されており、文字数を数字に置き換えると英国のビーチの緯度・経度(51.3015, -3.0178)にたどり着く。次はスライドに埋め込まれたYouTubeビデオがポーランドの緯度・経度(52.1821, 20.9965)を隠した数字を読み上げ、4番目は一枚の画像に隠された数字がタイ(14.2981, 101.2189)を示す。最後の数字が置かれたチェスボードだけは緯度・経度ではない。これまでの答えの場所がある国の名前をチェスボードに並べて数字の分だけアルファベットをずらすと「LINE THEATRE SHORE AMPHI」になる。最後の答えは「Shoreline Amphitheater」だ。

savethedate.fooページに答えを入れると、その場所のマップに移動、次の問題のリンクが表示される。

5つの謎を全て解いたら、Google I/O 2017の開催スケジュールが表示される。

24日にGoogle I/OのWebサイトが今年のI/O向けに切り替わったが、24日時点では「Check back soon for more details.」と書かれているのみだ。謎を解いた人から参加申し込みを受け付けるのではないか、という噂も広まったが、謎解きはスケジュール公表のみであるようだ。昨年と同じプロセスになるなら、参加チケットの販売は希望者から抽選する方式になる。