ローランドは、独立した2種類の音源「デュアル・サウンド・エンジン」を搭載したプロ向けステージピアノ「RD-2000」を3月下旬に発売する。市場想定売価は税込で250,000円前後となる模様。
同製品は、シリーズ初となる独立した2種類の音源「デュアル・サウンド・エンジン」を搭載したエレクトロニックピアノである。音源は、アコースティックピアノの音や表現を忠実に再現するローランド最新の「V-Pianoテクノロジー音源」を、アコースティックピアノサウンド専用として採用。音源はもうひとつ、1960年代から1980年代の豊富なエレクトリックピアノのサウンドや1,100種類以上の高品位なサウンドを収録した「SuperNATURAL音源」を装備し、より自然で豊かな演奏表現を可能とする。内蔵の音色に「RDシリーズ」初代モデルの「RD-1000」が加わったほか、専用Webサイトより歴代のRDシリーズの音色を追加することもでき、1台でさまざまな音楽ジャンルをカバーできる。
ステージで視認性の高いLEDインジケーター付きのつまみやスライダーにより操作性の向上も図られた。USBオーディオ/MIDIインターフェース機能を活用すれば、MacやPC上のソフトウェア音源と、RD-2000の内部音源を組み合わせた演奏も可能。
本体は、耐久性が高くステージで映えるアルミボディを採用し、さらに木材と樹脂を使った最新のハイブリッド鍵盤を搭載する。
サイズは、1412(W)×367(D)×140(H)mmで、質量は21.7kg(木材が含まれるため、質量は個体差が生じる可能性がある)。