ASUS JAPANは13日、最大2,167Mbps(理論値)での通信に対応したPCI Express x1接続のIEEE802.11ac/a/b/g/n拡張カード「PCE-AC88」を発表した。1月14日に発売する。価格はオープン。

PCE-AC88

デスクトップPCのPCI Express x1スロットに装着するWi-Fi拡張カード。Wi-Fi規格は5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに準拠。BroadcomのNitroQAM技術(1024QAM)を採用することで、通信速度はIEEE802.11ac使用時で最大2,167Mbps(理論値)、IEEE802.11nでは最大1,000Mbps(理論値)を達成する。デュアルバンド接続 / MU-MIMO技術も搭載する。

接続先のWi-Fiルーターの位置を検出し、そのデバイスを狙い撃つように電波を飛ばす機能「AiRadar機能」を搭載。安定した通信環境を提供する。カード上に4本のアンテナを搭載できるほか、外付けのアンテナベースを使うことで、好きな位置になアンテナを設置可能。アンテナベースの底面には磁石を装備するので、スチール製の机やPCケースなどにも取り付けられる。

大型ヒートシンクを搭載するファンレス設計で、本体サイズはW103.3×D68.9×H21mm。

カード上に4本のアンテナを搭載可能