NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は1月12日、同社が提供中のVPS(Virtual Private Server)サービスである「WebARENA VPSクラウド」において、月額360円(税別)および同720円(同)の2プランを追加した。また、Dockerコンテナ技術を利用する自動サーバ構築APIサービスのβ版のリリースを2月に予定している。

コンテナAPIを利用する自動サーバ構築のイメージ

WebARENA VPSクラウドはサーバ仮想化技術を用いたVPSサービスであり、ユーザーは低価格のシェア型サーバをroot権限で操作し、専用サーバと同様に利用できる。

新プランではリソースを最適化し、各種機能のチューニングやサポート内容の見直した。個人ユーザーは、従来より手軽に利用できるほか、事業利用のユーザーには各サーバの利用状況やシステム要件に合わせて、柔軟に最適なサービスの選択を可能としている。

月額360円のプランでは、CPUは仮想1コア、メモリは512MB、SSDは20GB、月額720円のプランでは、CPUは仮想2コア、メモリは1GB、SSDは30GBとなる。いずれも初期料金は無料。また、2017年2月にβリリースを予定している自動サーバ構築APIサービスでは、ユーザーはサーバの構築からアプリケーションのデプロイまでを自動化・高速化できるという。