米Fitbitは12月7日(現地時間)、スマートウォッチを開発・販売する米Pebbleの資産買収を発表した。
取り引きは12月6日に完了しており、Fitbitが取得するPebbleの資産にはソフトウエア/ファームウエア開発関連の知的財産とPebbleチームの主要な人材を含む。Pebbleチームは、Fitbitのウエアラブルソフトウエア・プラットフォーム開発に加わる。
PebbleはすでにPebble製品の製造および販売を終了させており、「Pebble’s Next Step」というブログ記事でPebble創業者のEric Migicovsky氏はPebbleを整理する意向を明らかにしている。 Fitbitの取得資産にPebbleのハードウエア製品は含まれないが、Fitbitは既存のPebble製品のサポートを継続する。ただし、将来的にPebbleデバイスの機能やサービスが縮小される可能性がある。
Pebbleは今年5月に「Pebble 2」「Pebble Time 2」「Pebble Core」のKickstarterプロジェクトを成功させており、まだ報酬を受け取っていない出資者には12月16日までに全額払い戻しを行う。