ベンキュージャパンは1日、プロジェクタ関連アクセサリの新製品として、ビジネス向けワイヤレスプレゼンテーションキット「InstaShow WDC10」を発表した。12月中旬より発売する。価格はオープン。

「InstaShow WDC10」キット。左から、親機、クレードル、子機

HDMI出力を備えたPCなどの映像ソースを、ワイヤレスで出力するためのプレゼンテーションキット(HDPC対応)。データソースとなるHDMI出力を備えた機器に子機を接続し、ディスプレイやプロジェクタなどに親機を接続することでワイヤレス出力が可能となる。親機に対して16台の子機を接続可能。親機と子機のペアリングは、ペアリングキーを5秒間押し続け、子機側でも同じ操作をすると完了する。

接続が完了すれば、あとはボタン1つでデータソースの映像を映すことができ、プレゼンターの切り替えも簡単に行える。最大プレゼンター数は16名。子機のサイドにあるボタンをクリックすると、プレゼンモードとビデオモードを切り替えられる。

子機の接続イメージ

省電力機能として、ディスプレイの電源を入れなおすと自動的に起動する「HDMIスタンバイ」や、タイムアウト内にソースの動作がなかった場合に働く「ネットワークスタンバイ」などを備える。縦置きと横置きに対応し、子機を2台収納できるクレードルが付属。

親機の出力解像度は最大1,920×1,080ドット/30fpsで、10BASE-T/100BASE-TX有線LAN×1、USB×1、HDMI出力×1を備える。本体サイズはW110×D27×H110mm、重量は約150g。

子機の入力解像度は1,920×1,080ドットで、IEEE802.11ac無線LANに対応し、無線対応エリアは最大8m。USB×1、HDMI入力×1を備える。本体サイズはW84.5×D19.9×H189.55mm、重量は約150g。対応OSはWindows / Mac / Chromeなど。