この連載では、ガジェット愛にあふれたライター・ジャイアン鈴木氏が足の向くまま気の向くままに、琴線に触れたガジェットをレビューしていきます。

変なスマートフォンが大好物のジャイアン鈴木です。最近のスマートフォンは似通ったものが多いですよね? 進化の袋小路に入ったスマートフォンをより発展させるために、斜め上に進化したスマートフォンの登場に期待したいところです。

さて今回は、いい意味で個性的、そして実は意外なほど実用性の高い製品を送り出していることで名高いサンコーの「iPhoneケース型モバイルDLPプロジェクター Lightning - Digital AVアダプタ付き」をご紹介します!

「iPhoneケース型モバイルDLPプロジェクター Lightning - Digital AVアダプタ付き」直販価格3万9,800円(税込)

Digital AVアダプタ付属! iPhone 7シリーズにも対応

本製品は、「iPhoneケース型」の「モバイルDLPプロジェクター」で、なんと「Lightning - Digital AVアダプタ」が付いています。いやはや驚きです。

「iPhoneケース型モバイルDLPプロジェクター Lightning - Digital AVアダプタ付き」は、「PICO PROJECTOR for iPhone 6 series」と「Lightning Digital AV Adapter(Lightning - Digital AVアダプタ)」で構成されています

同梱物一覧です。左上から本体、iPhone 6/6s/7アダプター、英語マニュアル、日本語マニュアル、Lightning - Digital AVアダプタ、本体充電用ケーブル、USB-AC変換アダプターとなります。iPhone 6/6s/7アダプターを使うことで、iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus /7/7 Plus対応となっています

後述しますが本製品は単体でも動作するモバイルDLPプロジェクターなので、ボタンや端子類が非常に充実しています。

本体正面。びっしりと使い方が記載されています

本体背面。中央やや上にあるのは三脚穴と、角度をつけるためのスタンドです

本体上部。レンズは上部に設けられています

本体下部。HDMI 1端子はLightning - Digital AVアダプタを接続するためにオス端子になっています

本体右側面。左から充電用マイクロUSB端子、HDMI 2端子(メス)、USB端子、ヘッドフォンジャック。ちょっと離れてフォーカスホイールが配置されています

本体左側面。左からチェックボタン、UPボタン、DOWNボタン、リセット穴、バッテリーランプ、電源スイッチ、電源ランプとなります

iPhoneの装着はスムーズ&確実です。iPhoneを上から乗せたら、銀色のカバーを閉めて固定します。その後、Lightning - Digital AVアダプタで、本製品とiPhoneを接続したら準備完了です。

今回はiPhone 7 Plusを使用しました。上から乗せたら銀色のカバーを閉めます。固定部分はラバー製なので端末に傷がつくことはまずないでしょう

Lightning - Digital AVアダプタでプロジェクターとiPhoneをつなぎます

これで準備完了。ちょっと大きいですが、重量は合わせて実測399g。iPhone 7 Plusの重量が188gなので、約2倍の重さになるわけですね