サムスン電子ジャパンは22日、円形のリアルウォッチデザインを採用したウェアラブル端末「Galaxy Gear S3 frontier」を発表した。12月上旬以降に、auショップおよびauオンラインショップなどで発売する。

Galaxy Gear S3 frontier

Galaxy Gear S3 frontierは、円形のフルカラーディスプレイを搭載するウェアラブル端末だ。IP68の防塵防水性能と、米国国防総省の軍用規格(MIL-STD-810G)に準拠。ディスプレイには「Gorilla GlassSR+」を使用するなど、耐久性と堅牢性に優れている。

気圧計、高度計、GPSを内蔵し、単体でランニングやゴルフなどのスポーツのほか、キャンピングやハイキングなどのレジャー活動をサポート。スピーカーを搭載しているので、電話の応対なども行える。アプリのダウンロードにも対応する。

容量380mAhのバッテリを内蔵し、通常モードでの利用日数は3~4日間。省電力モードでは約4~5日間使用できる。「Watch Only モード」にすれば、バッテリ残量が5%になっても、そこから約10時間の使用が可能。ホームボタンを3回押すと、あらかじめ指定した連絡先に位置情報とSOSメッセージを送信する通知機能も搭載する。

その他の仕様は、RAMが768MB、ROMが4GB、解像度360×360ドットの1.3型液晶ディスプレイを搭載。通信機能は無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 4.1、NFCとなっている。本体サイズは約W46×D49×H12.9mm、重量は約63g(本体のみ)。Android 4.3以降のGalaxyシリーズのスマートフォンと、Android 4.4以降を搭載したスマートフォンに対応する。