法人版はサブスクリプションのみ。個人向けPC用サブスクリプションはパートナー経由

キングソフト 執行役員 齋藤 理(サイトウ オサム)氏

最後に、執行役員でWPS事業管轄を統括する齋藤理氏が登壇。

日本では過去10年間、KINGSOFT Officeとして販売してきた。しかし、それ以外の製品が増え、会社名を前面に出すのはどうかという声も社内で上がり、10周年を記念してグローバルブランドにリブランドするにいたった経緯を説明した。

製品は本日(2016年11月15日)から提供を開始し、量販店でのPOSA版は11月25日から。2016年内には、既存ユーザーへ無償アップグレードを提供する。

WPS Officeの国内スケジュール。ダウンロード提供は11月15日から開始される

製品ラインナップ。一般ユーザー向けのサブスクリプション製品(PC向け)は、代理店経由のみなので注意したい

WPSの特徴は、優れた互換性と高い操作性。UIはリボンインタフェースだけでなく、メニュー式も選択可能だ。使い慣れた方法を選べるほか、日本版は実用性の高いフォントを最大46種類用意していることも強調。また、WPSと名称を変更することで、今後のWPS+提供への道筋が付けられると、今後の機能向上を示唆していた。

WPS Officeの主な特徴。KINGSOFT Office 2016からは提供フォント数が増えている

UIも複数選択ができ、好みと慣れで選べるのも特徴。縦方向の解像度が低いノートPCでも使いやすそうだ

PC版はフォントの提供が多い。モトヤフォント、モリサワフォントがあるのはうれしい

リリースキャンペーンも予定。一般ユーザー向けはまず11月下旬から開始される

限定パッケージを持つ登壇者。左から章氏、馮達氏、斎藤氏

色が悪くて申し訳ないが、実機デモ。同じ「プレゼンテーション」でもメニューを選択できる