シャープは11月8日、ブルーレイディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル5機種を発表した。発売は11月25日。価格はオープンで、推定市場価格は55,000円から80,000円前後(税別)。業界で初めて、番組の内容を読んで確認できる「字幕全文表示」に対応している。

AQUOSブルーレイの新モデル5機種

2チューナー・容量2TBの「BD-NW2100」

2チューナー・容量1TBのホワイトモデル「BD-WW1100」

2チューナー搭載モデルが、HDD容量2TBの「BD-NW2100」、1TBの「BD-NW1100」、1TBで本体カラーがホワイトの「BD-WW1100」、500GBの「BD-NW510」で計4機種。1チューナー搭載モデルは500GBの「BD-NS510」で1機種をラインナップ。なお、3チューナー搭載の新モデルは用意しない。

型番 BD-NW2100 BD-NW1100 BD-WW1100 BD-NW510 BD-NS510
チューナー 2基 1基
内蔵HDD 2TB 1TB 1TB 500GB 500GB
カラー ブラック ブラック ホワイト ブラック ブラック
重量 約2.6kg 約2.4kg 約2.4kg 約2.1kg 約2.1kg

今回の新モデルは、番組の字幕情報を一覧で表示する「字幕全文表示」を新搭載。録画リスト表示中にリモコンの「字幕」ボタンを押すと、各番組の字幕情報を表示する。文字で番組の内容を確認できるほか、字幕全文表示中に「再生」ボタンを押すことで、映し出されているサムネイル画像の地点から再生を開始できる。

組の字幕情報を一覧で表示する「字幕全文表示」

リモコンに「字幕」ボタンを搭載

複数番組の字幕とサムネイル画像を表示できる「字幕タイトルリスト」

シャープは、2001年に発売した世界初のハイビジョンレコーダー「TU-HVR100」以来、"放送波をそのまま録画する"という開発コンセプトを一貫。同社のレコーダーは、デジタル放送のハイビジョン映像、音声データ、字幕データ、番組連動データもそのまま記録しており、今回の「字幕全文表示」は、記録した字幕データを活用してより効率的に番組情報を確認するための機能として投入した。

録画リストにおいては、「スタンプ」機能も新しく追加。録画した番組に「いいね」「保存版」「微妙」「また見る」などのスタンプを付けることで、各番組をわかりやすく分類、ひと目でわかるようにしている。付けたスタンプ別に番組をリストアップすることも可能だ。

各番組に「いいね」「また見る」などスタンプを付けられる

新番組を自動録画する「ドラ丸」機能も進化。従来はドラマとアニメのみ対応していたが、新しくバラエティ番組も自動録画が可能になった。

このほか、放送中の番組を一時停止し、後から続きを再生できる「AQUOSタイムシフト」や、これまで使用していたAQUOSブルーレイで録画した番組を、LAN経由で別のAQUOSブルーレイにダビングする「買換えお引っ越しダビング」も利用できる。