LINEは10月25日、同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」のビジネスプラットフォーム化に向け、Webサービス向けプラットフォーム「Official Web App」の本格提供を開始したと発表した。

「Official Web App」は、企業が自社のWebサービスとLINEアカウントを連携させ、LINEアカウントを起点に集客・アクション誘導・リピート促進まで、ユーザーの行動をLINEアプリ上でシームレスに完結させることができる仕組み。

利用にあたっては、LINE公式アカウント・LINE ビジネスコネクト・LINE@(認証済み/プロプラン)のいずれかのアカウント登録が必要。同日時点で、29のアカウントが「Official Web App」への対応を完了している。

「Official Web App」の仕組み

「Official Web App」が標準で提供する機能は「LINEログイン」「LINE ビジネスコネクト」「プロフィール+(Profile+)」。

「LINEログイン」は、LINEアカウントの認証情報(登録メールアドレス・パスワード)を利用し、連携サービス利用時に同意するだけで新規会員登録プロセスを省略する。

「LINE ビジネスコネクト」は、APIを利用し、利用企業が保有・利用する外部システムと接続することで、特定のユーザーに限定した情報発信や双方向のコミュニケーションを可能にする。

「プロフィール+(Profile+)」は、商品やサービスの予約・購入・問い合わせの際に、あらかじめLINEに登録しておいた情報をユーザーの意志に基づき簡単に利用・入力できるサポートツール。