カシオ計算機は20日、フルメタル電波ソーラーウオッチ「OCEANUS」(オシアナス)の新製品として、「OCW-G1200」を発表した。ブラックとアクアマリンブルーの2色で展開する。10月7日から発売し、税別価格は230,000円。
OCEANUSのコンセプトは「Elegance, Technology」。今回のOCW-G1200は、紋紗塗(もんしゃぬり)をイメージしたセラミックベゼルが大きな特徴。紋紗塗は、漆器などに使われてきた日本の伝統技法だ。
セラミックベゼルには、光沢の黒と艶消しの黒に仕上げを分けたツートーンを採用。高度なレーザー加工技術を用い、UTC(世界協定時)時差のプラス部分を光沢に、マイナス部分をマット仕上げとし、質感の違いによる美しい陰影を表現している。ベゼルのサイド部分にはディープブルーのIP処理を施し、フェイスの印象を際立たせた。
GPS衛星電波と標準電波を受信し、世界中で正しい時刻を自動取得できる(手動取得も可能)。ワールドタイムを表示する6時側のインダイアルには、デュアルコイルモーターを搭載しており、時計回りと反時計回りの両方で針がすばやく動き、スムーズな時刻合わせを提供。また、緩急をつけた針の動きが独特で、ながめる楽しみ、操作する楽しみを提供する。バンド部分は、工具を使わずに長さ(3mm)を微調整できるスライドアジャスト機構付のバックルを採用した。