その鍵はズバリ「専用アプリとのコンビネーション」。撮影した写真をスマートフォンやパソコンで動作する専用アプリに読み込ませることで、お手軽かつ臨場感あふれる鑑賞が可能になる。

アルバムのタイムラインに表示したい画像は自動選択されるが、自分で選ぶこともできる

まず、撮影した写真を、FR100などでもお馴染みのWi-Fi転送アプリ「EXILIM CONNECT」でスマホに転送。次に新アプリ「EXILIM ALBUM」を起動する。

EXILIM ALBUMは、スマホの中の写真を自動的に収集して、日付ごとにまとめて管理してくれるアルバムアプリ。iOSおよびAndroidに対応しており(※)、EXILIMユーザーでなくとも無料で利用できるのがうれしい。

※対応機種はGoogle PlayおよびApp Storeでご確認を

EXILIM ALBUMは、1日あたりの撮影枚数が15枚以上の場合、複数枚の写真をマンガのコマのように自動的に並べて、タイムラインとしてBGM付きでスクロールして見せてくれたり、このタイムラインを一枚の画像として出力できたりする。面白いのは、写真の中にFR200で撮影した円周魚眼写真があると、これを自動的に全天周画像と認識してくれることだ。

1枚の全天周写真から3カ所を切り出し、タイムラインとして表示可能。これを画像としても出力できる

これにより、一枚の円周魚眼写真から3カ所を切り出してタイムライン表示したり、インタラクティブなVR画像として表示したりできるようになる。VR画像がどのよう動くのかは、動画を参照していただきたい。ただし、この動画で使用しているアプリは開発中のもの。製品版では仕様の詳細が変更される可能性があるので、ご承知いただきたい。

【動画】EX-FR200で撮影した全天周画像をiOS版 EXILIM ALBUMでVR表示。スワイプ操作やピンチイン、ピンチアウトはもちろん、スマホを上下左右に動かしても、画像の表示を操作できる

次回の後編では、1台のコントローラー部で2台のカメラ部を同時に使ったり、ちょっとカッコイイ応用的な使い方を紹介しよう。