シャープは7月13日、おしゃれ着などの傷みや縮みを抑えつつ、汚れを落とす「ホームクリーニングコース」を搭載したドラム式のプラズマクラスター洗濯乾燥機「ES-ZP1」と「ES-ZH1」を発表した。発売はいずれも8月4日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)はES-ZP1が300,000円前後、ES-ZH1が220,000円前後だ。
2機種ともシャープ独自の洗浄方法「マイクロ高圧シャワー」を採用。衣類に微細な水滴を勢いよく吹きかけ、今までのドライコースでは落とし切れなかった、繊維の奥に入り込んだ汚れをはじき出すホームクリーニングコースを搭載。これにより、ドライコースでの洗濯やクリーニングにだすような衣類も、自宅でしっかり洗浄できるとしている。
2015年に続き、農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」メンバーと連携して開発した洗浄コースを備える。約40℃の温風で洗剤と水を温め、頑固な泥汚れや黄ばみを落とす「極め洗いコース」、汚れが気になる衣類を5分程度水洗いする「サッと予洗いコース」も継続した。
上位モデルのES-ZP1は、ヒートポンプとサポートヒーターという2つのヒーターによる「ハイブリッド乾燥」を採用している。ES-ZH1の乾燥はヒーターセンサー方式だ。2機種とも、洗濯ドラム内にプラズマクラスターを放出し、ドラム内部でカビの繁殖を抑制する「プラズマクラスター槽クリーン」機能を持つ。
ES-ZP1本体サイズはW640×D730×1,114mm(ボディ幅596mm)、重量は78kg。容量は洗濯が10kg、乾燥が6kg。音声や文字で使い方などをアドバイスする「ココロエンジン」を搭載している。一方のES-ZH1は、本体サイズがW640×D729×1,114mm(ボディ幅596mm)、重量が68kg。容量は洗濯が10kg、乾燥が6kgとなる。