日本エイサーは30日、ゲーミングブランド「Predator」シリーズから、ゲーミングプロジェクタ「Z650」を発表した。7月5日から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は160,000円前後(税別)。
「Predator」シリーズで初となるゲーミングプロジェクタ。約1.5mの距離から100インチの大画面を投影できる短焦点モデルで、ゲーム映像の特性に合わせたゲームモードを搭載する。暗い映像の視認性を高める「Dark FPS」、明るいシーンの視認性を高める「Bright FPS」、リアルタイムで自動調整する「GameAuto」の3種類を、ゲームに合わせて選べる。
解像度は1,920×1,080ドットで、色再現性を高める「Color Purity」により、従来モデルと比較して約17%色域が広がった。sRGBモードも搭載し、色変化の少ない映像も投影可能。また、「ColorBoost3Dテクノロジー」によって3D映像時の色再現性を高め、「ColorSafe IIテクノロジー」によって長時間使用による色味の劣化を抑止する。
そのほか主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,920×1,080ドット、輝度が標準で2,200ルーメン(ECOモード時で1,760ルーメン)、コントラスト比が20,000:1。光源は240Wで、ランプ交換時期は通常で3,000時間、ECOモードで4,000時間、ExtreamECOモードで6,000時間。アスペクト比は16:9と4:3に対応。入力対応解像度は最大1,920×1,200ドット。
明るさがF2.6~2.78の光学1.1倍短焦点レンズを搭載し、焦点距離は10.2~11.22mm。ズームとフォーカスはマニュアルで制御する。投影距離は0.6~4.6m、投影画面サイズは最大120インチ。台形歪み補正は±30度で、垂直方向は自動と手動に対応。水平方向は手動調整となる。
映像入力インタフェースはHDMI×2(1基はMHL対応)、D-sub×1、コンポーネントビデオ×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。10W+10Wのスピーカーを内蔵し、Bluetooth 3.0によるワイヤレスオーディオにも対応。本体サイズはW357×D241×H98mm、重量は3.4kg。