ドスパラは5月20日と21日、同社が東京・秋葉原で運営する「GALLERIA Lounge」にて、東プレの未発売キーボードの展示会を開催している。

GALLERIA Lounge

5月20日18時30分頃は、店内での移動が難しいほどの大賑わいだった。製品は実際に体験でき、東プレのスタッフが製品についての説明や質問を受け付ける

さて、ドスパラの発表によると、今回展示する製品は、COMPUTEX TAIPEI 2015や東京ゲームショウ2015でも登場した、打鍵の強弱を検知する"アナログ入力モード"対応モデルと、RGB LED搭載モデル。下記関連記事を見るとわかるが、この2つの展示会に置いてあったRGB LED搭載モデルは、同社の海外ブランド「TYPE HEAVEN」だったはずなのだが……。

実際に展示されていた製品には、ロゴがなかった。

TYPE HEAVEN……とみられる謎のRGB LED搭載キーボード

本来なら、テンキーの上にロゴが入っているはずなのだが……

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東プレは、このRGB LEDモデルでゲーミング市場に参戦するという。発売は2016年内を目指しており、価格は約2.5万円ほどの見込みだ。

ロゴの件を東プレ関係者に尋ねたところ、理由は言えないが決して間違って消してしまったわけではないということで、何か意味があるのかもしれない。考えられるのは新ブランドでの投入だろうか。個人的な考えだが、市場ごとに別ブランドを設定する労力や費用を考慮すると、国内認知度の高いREALFORCEブランドでの販売になる可能性もあるかもしれない。

このRGB LEDモデル、LED発光に加え、入力位置を設定できることが特徴だ。従来の展示品では4段階での入力位置設定だったが、今回の展示品では実際の使い勝手を踏まえ、3段階へと絞った。キーストロークは4mmで、インタフェースはUSB、キー荷重は全キー45g。ただし、この展示モデルは最終仕様ではなく、きょう体デザインも変わる予定とのこと。発売時には、専用ユーティリティも用意されるという。

いろいろな角度から見てみる。配列は英語104キーで、スイッチは静電容量無接点方式。ゲーミング用途に特化した製品ではなく、暗い部屋で作業する必要がある時など、一般的なキーボード使用も想定されているという

RGB LEDモデルは1,680万色のバックライト表示が可能で、国内投入時には専用ユーティリティの投入も予定するという。キーキャップは2色成形で、内部に設置したレンズを介し、LEDを輝度の高い状態でキー表面へ届かせている

こちらは、4mmストロークの中で静電容量の変化を256段階で検知する、"アナログ入力モード"対応モデル。キー入力の強弱を検出できるため、例えば音楽アプリでピアノを弾いてみたり、レーシングアプリでエンジンを加速させたり、といった使い方が可能。半角と全角を、半押し/全押しで区別して入力することもできる

今回の展示では、東プレ製キーボードや非売品の東プレ製グッズが当たる抽選券がもらえたり、東プレ製キーボードの購入で「TOPREオリジナルキートップ」がプレゼントされたりする特典がある。気になった方は、秋葉原に足を運んでみてはいかがだろうか。