今回の旅で、旅レコーダーとしての実力を見事に発揮してくれたFR100。雨天でも砂浜でも使える防塵防滴仕様は、旅の記録にも強力な武器なのだ。また、インターバルの間隔を短めにすれば、展示会や見本市の会場をぐるりとひと回りするだけで、視察報告書用の写真が豊富に撮れるだろう。そう、FR100はビジネスレコーダーとしても非常に優秀なのだ。

Outdoor Recorderと聞いて、「アウトドアは趣味じゃないし、私には関係ないな……」などと早々に切り捨ててしまうことなかれ。FR100は、インドアなあなたも十分使いたくなる魅力にあふれたカメラである。

FR100を装着して、町を散策

マルクト広場にそびえる市庁舎。ゲンゲンバッハはクリスマスマーケットが有名な町で、クリスマスにはこの市庁舎の窓が世界最大のアドベントカレンダー(待降節のカレンダー)になる

この日は土曜で市庁舎前の広場では市場が立っていたが、正午には撤収を始めていた

クリスマスシーズンには多くの観光客が訪れるこの町も、オフシーズンはさすがに静か。日本人観光客の姿もない

カラビナでぶら下げているだけながら、想像以上にまとまった構図で写ってくれる。16mmレンズの恩恵だ

昔ながらの木組みの建築様式が今も守られている

オッフェンブルク大学のゲンゲンバッハキャンパス。聖堂が併設されており、定刻には荘厳な鐘の音が街中に響き渡る

鐘楼側に回り込んでみた。大きい!

昔はお城だったのでは、と思わせる広大な敷地と建物

さすがドイツ人、昼からビール!(しかも結構寒い)

門をくぐって街の外へ

この柵が最後に下りたのはいつなのだろう……

城壁のような石壁沿いの道を歩く

葡萄畑の横の坂道(階段)を上がる。息も上がる

階段を上りきると、眺望が開けた場所に出た

ゲンゲンバッハの街並みが一望! オッフェンブルク大学の鐘楼も見える

インターバル撮影はハンズフリーなので、撮影しながら別のカメラも使えるのだ

稜線の道をさらに歩いて行くと……

丘の上には小さな教会があった

こぢんまりとして簡素だが、美しい礼拝堂

「あのへんに、下りられる道がありそうじゃないですか?」そんな一瞬が写っていたりして面白い

キリストのエピソードを語る古い碑があったりして、トレッキングコースの趣き

街に入る門が見えてきた

公園は緑が豊富。住みやすそうな街だ

街の反対側にも街を守る門があった。「Heimatstadt Gengenbach」とは、「故郷ゲンゲンバッハ」の意

再び市庁舎前に戻って来た。それにしても可愛い建物

歩き疲れたのでカフェへ。もちろん、素敵な木組みの建築

これこれ、これが食べたかったのだ。ブラックフォレストケーキとも呼ばれる「キルシュトルテ」!

偶然こんな画が撮れた!

周囲の森林地帯から、綺麗な水が豊富に注ぐ。噴水も小川も滅法美しい

ユニークなスタイルの公衆トイレ

見ているだけでも楽しい、お店やホテルのサイン