NTTドコモは、14日に平成28年熊本地震が発生したことを受け、「利用料金の支払い期限延長」や「故障修理代金の一部減額」といった支援措置を実施することを発表した。

平成28年熊本地震の影響に対する支援措置を実施

ドコモが実施する支援措置は、災害救助法が提供された熊本県内の全45市町村が対象。詳細は以下の通り。

利用料金の支払期限の延長

対象地域に住む人が、ドコモの携帯電話や「ドコモ光」などの利用料金をドコモショップ、コンビニエンスストア、金融機関の窓口で支払っている場合、2016年4月請求分(2016年3月利用分)について、支払期限を2016年5月31日まで延期する。

故障修理代金の一部減額

2016年4月15日から2016年5月31日までの期間、対象地域の顧客に対し、破損・故障した携帯電話の故障修理代金の一部を減額する。

携帯電話の貸し出し

災害復興を行う市区町村の災害対策本部、公的機関等の団体からの要請があった場合、携帯電話機や充電器などの貸し出しを行う。

「ドコモ光」通信料金等の支援措置

対象地域に住み、自宅から避難するためといった事情により「ドコモ光」を利用できない場合に、当該期間の基本料金と付加サービス利用料を無料とする。

なお、「ドコモ光」回線工事料の分割請求分およびNTT西日本からの工事費残債は無料化の対象外となる。