NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、14日に熊本県益城町で震度7の地震が発生したことを受け「災害用伝言板」、「災害用音声お届けサービス」の提供を開始した。

災害用伝言板

災害用伝言板は、震度6弱以上の地震など大規模な災害が発生した場合において、被災地にいるユーザーが「無事です」「自宅にいます」「被害があります」「避難所にいます」といったメッセージと、全角100文字(半角200文字)までのテキストを登録できるサービス。被災地から離れた場所にいる人は、相手の電話番号を入力することでメッセージを確認できる。

「災害用伝言板」イメージ

ドコモの場合は、スマートフォンであれば「災害用キット」アプリから、フィーチャーフォンであれば「iMenu」から「災害用安否確認」→「災害用伝言板」と進むことで利用できる。

KDDI(au)の場合は、スマートフォン、4G LTEケータイであれば「au災害対策」アプリから、フィーチャーフォンであれば「EZボタン」から利用できる。

ソフトバンクの場合は、スマートフォンであれば「災害用伝言板」アプリから、フィーチャーフォンであれば「Yahoo! ケータイ」のトップページにある「災害用伝言板」から利用できる。

災害用音声お届けサービス

災害用音声お届けサービスは、音声通信ではなくパケット通信によって音声メッセージを届けるサービス。音声メッセージが登録されると、メッセージを伝えたい相手にSMSで通知が届く。

「災害用音声お届けサービス」イメージ

ドコモの場合は、スマートフォンであれば「災害用キット」から、フィーチャーフォンであれば「メニュー」→「電話機能」→「災害用音声お届けサービス」と進むことで利用できる。

KDDI(au)の場合は、フィーチャーフォンからメッセージの送信ができずスマートフォンであれば「災害用伝言板」アプリから可能。メッセージの受信は、送信されたSMSに記載されたリンク先から行える。

ソフトバンクの場合は、スマートフォンであれば「災害用伝言板」アプリから、フィーチャーフォンであればメニュー内の「ツール」→「災害用ツール」→「災害用音声お届け」と進むことで利用できる。

なお、キャリアと契約していないMVNOサービスユーザーであれば、NTT東西の災害用伝言板「web171」などが利用可能だ。