日本ユニシスは4月7日、BIツールの「MartSolution」にレポーティングツールの最新版「MartBrowser v3」を追加し、同日より提供開始することを発表した。

「MartBrowser v3」の追加機能と特徴

「MartSolution」は、情報系システムを効率よく構築・運営するための支援ツール群で、レポーティングツール「MartBrowser」を中核に、自由検索ツール「MartBrowser AQ」やポータルツール「MartPortal」、簡易エントリツール「MartEntry」などから構成されている。

新バージョンとなる「MartBrowser v3」は、UI/UX(視認性と操作性)の向上に加えて、検索レスポンスと開発効率の向上、管理機能の強化を図り、ユーザビリティの改善が行われている。また、対応しているブラウザはInternet Explorerのみだったが、Google Chrome、Firefox、Safari、Microsoft Edgeでも使えるようになった。

さらに、統計解析エンジンである「MiningPro21」を組み込むことにより、予測・分類・相関といったデータマイニングも可能になり、これにより売上の変動要因を過去の実績データから推測する売上予測や、店舗や顧客の属性と商品売上の関係性を見つけ出すクラスター分析などが可能となるとしている。

「MartBrowser v3」と「MartMining」の価格は、1サーバライセンス当たり200万円(税別)からとなっている。

「MartBrowser v3」のユーザビリティー改善項目