日本Shuttleは7日、第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)に対応したベアボーンキット「SZ170R8」など3モデルを発売した。
SZ170R8
SZ170R8は、チップセットにIntel Z170 Expressを搭載するキューブ型ベアボーンキット。新型のR8シャーシを採用しており、3.5インチHDDを最大4台まで内蔵可能だ。大型グラフィックスカードも装着できるなど、拡張性に優れている。I.C.E.ヒートパイプ冷却システムを搭載し、従来モデルではヒートパイプが3本だったところを4本に増強。冷却能力も向上している。
主な仕様は、CPUソケットがLGA1151、メモリスロットがDDR4-2133×4(最大64GB)、ストレージがSATA 6Gbps×4、M.2(TYPE2280)×1。拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、Mini PCI Express×1(ハーフサイズ×1)。グラフィックスはCPUやグラフィックスカードに依存し、80PLUS SILVER認証の500W電源を搭載する。
インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×8、eSATA×1、HDMI×1、DisplayPort×2、ヘッドホン出力、マイク入力など。本体サイズはW216×D332×H198mm、重量は3.5kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Linux。
DH110
DH110は、Intel H110 Expressチップセットを搭載するスリム型ベアボーンキット。TDP65WまでのCPUを搭載でき、I.C.E.ヒートパイプ冷却システムによってCPUの熱を効率良く排熱する。PCI Express接続のM.2スロット×2を備えるほか、2.5インチドライブも1台内蔵可能だ。
主な仕様は、CPUソケットがLGA1151(TDP65Wまで)、メモリスロットがDDR3L-1600×2(最大32GB)、ストレージがSATA 6Gbps×1、M.2(TYPE2260)×1、M.2(TYPE2230)×1。グラフィックスはCPUに依存し、電源にはACアダプタを使用する。
インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×4、USB 2.0×2、eSATA×1、RS-232C×2、HDMI×1、DisplayPort×1、SDメモリーカードリーダー、ヘッドホン出力、マイク入力など。本体サイズはW165×D190×H43mm、重量は1.4kg。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10、Linux。
XH110V
バリューモデルとなるXH110Vは、チップセットにIntel H110 Expressを搭載し、TDP65WまでのCPUに対応する。高さ72mmのコンパクトな本体ながら、スリム光学ドライブベイと、2.5インチベイ×2を備えるなど、ストレージ増設の柔軟性が高い。
主な仕様は、CPUソケットがLGA1151(TDP65Wまで)、メモリスロットがDDR3L-1600×2(最大32GB)、ストレージがSATA 6Gbps×3、M.2(TYPE2260)×1、M.2(TYPE2230)×1。グラフィックスはCPUに依存し、電源にはACアダプタを使用する。
インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×4、USB 2.0×2、RS-232C×2、HDMI×1、DisplayPort×1、ヘッドホン出力、マイク入力など。本体サイズはW200×D240×H72mm、重量は2.2kg。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10、Linux。