ラネクシーは4月6日、クライアント操作ログ管理ソフトウェアの最新版「MylogStar 3 Release4.3(マイログスター 3 リリース4.3)」を発表した。4月13日に受注、4月18日に出荷を開始する予定。

「MylogStarシリーズ」は、企業内のすべてのPC操作ログを取得することで、不正行為や情報漏えいの流出経路を可視化し、業務プロセスの改善に有効活用できる、クライアント操作ログ管理専用ソフトウェア。管理対象となるクライアントPCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウィンドウなど、あらゆる操作ログを記録する。

内部統制において企業に求められる監査証跡管理機能に加え、デバイス制御機能やアプリケーション起動制御などによる情報漏えい予防と、問題発生時の原因究明と拡散防止を容易にする追跡機能を提供する。

最新版では、Windows10に対応するとともに、ネットワーク(サーバ/クライアントシステム)製品の管理サーバ(MylogStar Server)において、低コストで操作ログ管理の仕組みを導入できるよう、Microsoft SQL Server Expressでのデータベース運用をサポートする。

仮想環境のサポートとしては、7月に、Citrix XenApp 7.7、XenDesktop 7.7、VMware Horizon 6.2.1上での動作をサポートする予定。

また、スタンドアロン製品(MylogStar 3 Desktop、MylogStar FileServer)において、マイナンバー対策用のポリシー設定ガイドラインを6月に提供する予定だ。なお、「インストールメディア」「ライセンス」「初年度保守」などをパッケージ化したBOXシリーズには4月20日に受注開始、出荷は4月22日を予定している。