トーワ電機は31日、日本GPUコンピューティングパートナーシップ(G-DEP)の営業業務を担当する新会社「GDEPアドバンス」の設立を発表した。4月1日から業務を開始する。

日本GPUコンピューティングパートナーシップ(G-DEP)は、研究開発や産業現場における、GPUやマルチコアCPUの活用に向けた総合的なソリューションを提供するためのアライアンス。GPUコンピューティングやパーソナルHPC事業に携わる複数企業により、2010年に設立され「GPUコンピューティングの創成期において、その普及の一翼を担ってきた」という。

新会社となる「GDEPアドバンス」は「G-DEPのDNAを受け継ぎ、次の時代のためによりアクティブに前進するため」に設立された。GPGPUをはじめとするアクセラレーターや、海外でも需要が高いISV認定オーバークロックワークステーション、Omni-Pathやinfinibandなど高速なインターコネクトを利用したクラスターシステム、NVMeなどの高速ストレージ、それらを使いこなすための環境構築、ライブラリやコンパイラ、ソースコード解析から受託開発といったサービスやソリューションを提供する。