シャープは3月28日、除湿と加湿、空気清浄機能を一台に集約した除加湿空気清浄機「KC-GD70」を発表した。発売日は4月21日で、価格はオープン、推定市場価格は100,000円前後(税別)の見込み。
「ホコリ」、「ニオイ」、「湿度」、「温度」、「照度」という5つのセンサーを搭載。「おまかせワンボタン」機能を使うと、部屋の状況や明るさなどに応じて除湿、加湿、空気清浄を自動的にコントロール。たとえば、春から夏は部屋が明るい日中に空気清浄運転をして花粉やPM2.5を集じん。人が部屋にいない夜間は、除湿運転でカビや部屋干しなどの湿気を除去する除湿運転に切り替わる。秋から冬は、日中は人の肌に潤いを与える加湿運転、夜は結露を抑制する除湿運転に切り替わる。
「衣類乾燥モード」を搭載し、部屋干しの生乾き臭をプラズマクラスターイオンで抑制。通常の空気清浄運転時は、本体ななめ後ろ20°から送風するが、衣類乾燥モード時は、上下最大110°スイングして送風。HEPAフィルターを通した清浄な風を、直接衣類にあてて乾燥させられる。
また、「スピード循環気流」機能により、遠くのホコリも引き寄せて集じん。0.3μmの微小な粒子を99.97%以上集じんする「静電HEPAフィルター」、タバコ、ペット、料理の匂いなどを脱臭する「脱臭フィルター」、大きなホコリをブロックする「抗菌・防カビ・ホコリブロックプレフィルター」という3つのフィルターによって、集じんと脱臭を行う。
本体サイズはW405×D337×H687mm、重量は約17.4kg。高濃度プラズマクラスター7000の適用床面積の目安は約18畳(約30平方メートル)。空気清浄適用床面積の目安は最大32畳、最大風量は7.0m3/分、運転音は20~52dB。除湿はコンプレッサー方式で、除湿能力は最大8.0/9.0L/日(50/60Hz)、排水タンク容量は約3Lだ。加湿方式は気化方式で、加湿量は最大630mL/h、給水タンク容量は約3.0Lとなる。