ドクロマークが特徴的なゲーミング向けNUC「Skull Canyon」。これまでのNUCとは趣が異なる

米Intelはこのほど、Game Developers Conference 2016に合わせて、ゲーミング向けNUC「Skull Canyon」(NUC6i7KYK)を発表した。米国では4月に予約を開始し、5月に発売するという。価格は650ドル。

「Skull Canyon」(NUC6i7KYK)は、CPUにTDP45WのIntel Core i7-6770HQを搭載。内蔵グラフィックスとしてeDRAM搭載のIntel Iris Pro graphics 580を統合し、3Dゲームなど、負荷が集中するワークロードに対応するという。また、本体にThunderbolt 3を備え、米Razerが2016年1月に発表した外付けGPUボックス「Razer Core」と接続可能で、より高いグラフィックス性能を活用できるという。

メモリは最大32GBまでのDDR4をサポート。ストレージインタフェースとして、PCIe3.0 x4接続対応のM.2スロットを搭載する。通信機能はギガビット対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2。

インタフェースはUSB 3.0×4、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1、Thunderbolt 3(with USB 3.1 and DP1.2 over USB-C)×1、SDカードスロット(最大512GB)など。3系統で4系画像の出力に対応するという。本体サイズはW216×D116×23mm。

また、NUCキットに加えて、「NUC6i7KYK」に16GBメモリと256GB SSD、Windows 10を搭載した小型PCも投入予定で、価格は999ドル。