ファイルメーカーは、2016年7月18日から21日にかけて米ネバダ州ラスベガスで開催される開発者向けカンファレンス「FileMaker Developer Conference 2016」の詳細スケジュールを発表した。

FileMaker Developer Conference 2016

今年で21回目となる本カンファレンスは、「Aptitude for Apps」をテーマに掲げ、デスクトップ、iOS、およびWeb向けのカスタムアプリをFileMakerプラットフォームで作成する開発力を強化できるセッションを多数用意している。開催日程は、米国時間の2016年7月18日から21日までの4日間で、開催地は米国ネバダ州ラスベガスのホテル、ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスとなっており、会場の「Exhibitor Showcase」では、FileMaker関連サービスやアドオン製品が展示されるほか、FileMaker テクニカルサポートスタッフやエンジニア、プロダクトマネージャーから1対1でアドバイスを受けられる機会が設けられている。毎年恒例の「Woman of FileMaker昼食会」も実施。また、参加者が休憩しリラックスできる「Aptitude Lounge」が新設される。

セッショントラックの構成は下記の通り。

  • コア トラック:リレーショナルデザインの基礎およびローカリゼーションに関わるコアな知識を増やし、セキュリティ監査、クラウドのセキュリティ、および暗号化を扱うための重要な新しいスキルを身につけられる。
  • デザイン トラック:ユーザーリサーチ、視覚的デザイン、および対話型デザインのテクニックを組み合わせて、機能性の高いカスタムアプリを作成する方法を学べる。
  • モビリティ トラック:クラウドの戦略とフレームワーク、モバイルデバイス管理(MDM)による展開、およびモバイルファースト思考の原則を学習する。
  • Webトラック:Webサービスの活用と、フロントエンドまたはミドルウェアとしてFileMaker Proを使用することで、FileMakerによるWebアプリケーションを実装する方法を習得する。
  • ビジネス トラック:FileMakerがカスタムアプリ開発に適した選択肢であるということの理解を深め、新しい開発者をリクルーティングする方法やインハウス開発(内製化)で役立つテクニックが把握できる。
  • イノベーション トラック:話題のテクノロジーを把握し、ソーシャル、オンデマンド、仮想化などにおける新たな傾向についてエキスパートの解説を聞ける。

本カンファレンスに2016年3月31日までに参加登録を完了すると、登録料が通常価格から83,000円割り引かれる「特別早期割引」が適用される。また、事前登録の申し込みと支払いを2016年5月26日までに完了すると、通常価格より52,000円割り引かれる「早期割引」が適用される。有償でカンファレンスに出席する参加者は特典として、FileMaker Pro Advanced(税別希望小売価格で63,000円相当)を受け取れる。グループ割引も用意されており、3人分の参加登録を行うと、4人目の参加登録費用が無料となる(このオファーは2016年7月5日まで有効)。

今回は、日本語で一括手配ができるパッケージツアー「日本発着オフィシャル参加ツアー」が催行される。本ツアーは近畿日本ツーリストが企画および催行するとのことだ。詳細およびお申し込みは、同社のツアー専用Webサイトを参照いただきたい。

さらに、ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスでは、参加者向けに団体割引が適用された部屋の用意している。数に限りがあるので、オンラインの宿泊予約を利用するか、ホテルに直接電話(+1-702-698-7575)して、早めに予約を済ませるのをお勧めする。