エレコムは1日、無線ルータからの電波を中継しWi-Fiの利用範囲を拡大できる無線LAN中継器「WTC-733HWH2」を発表した。3月下旬に発売する。価格は税込7,603円。

WTC-733HWH2

コンセントに直挿しできる

無線LANルータと組み合わせ、電波の到達距離を延長する無線LAN中継器。コンセント直挿しで使用するタイプで、電波が届きにくいお風呂やトイレの近くに設置することで、安定した通信をサポートする。2台使った中継も可能。

無線規格は5GHz帯・2.4GHz帯のIEEE802.11a/b/g/n/acに対応し、通信速度は最大433Mbps(理論値)。他社製Wi-Fiルータと組み合わせても使用できる。

中継モードは4種類。2.4GHz5GHzのいずれかを使用するシングルモード、両方を使うデュアルモード、一方の帯域の電波をもう一方の帯域の電波に変換するクロスバンドモード、通信状態の良い帯域を使うOptimizeモードが用意されている。

接続距離は30mまで。簡易無線LAN設定システムは「WPS」に対応。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)で、ステルスSSIDも使用できる。内蔵アンテナは5GHz帯が送受信×1本、2.4GHz帯が送受信×2本。同時接続台数は10台まで。本体サイズはW68×D30×H98mm、重量は約97g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / RT、OS X 10.5以降。