2月8日(現地時間)、MicrosoftはUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)がサポートするOCR(光学式文字認識)技術の対応言語を4つ増やし、25言語に対応したことを発表した。同社は以前からOCR分野に注力し、プロジェクト「Oxford」で培った技術をWordやOneNoteなど多くの製品に搭載している。既に2015年9月にリリースした、Windows 10 November Update(ビルド10586)からサポート済み。
ソフトウェア開発者は数行のコードを記述することで、OCR技術をUWPアプリケーションで使用できるが、コーディング時はサンプルコードや技術資料に目を通した方がいいだろう。また、プロジェクトOxfordのデモページも参考になる。
Microsoft Software Engineer on the AnalogチームのPavle Josipovic氏は、Microsoft OCR Library for Windows Runtimeを「画像のインデックス作成や文書の再構築、AR(拡張現実)などさまざまなシナリオで活用されている」とアピールし、同技術を使ったUWPアプリケーションの開発やフィードバックを求めている。
阿久津良和(Cactus)