アミューズは、アミューズミュージアムの監修による展覧会「BORO(ぼろ)の美学 - 野良着と現代ファッション」を開催する。会期は1月23日~4月10日(4月6日を除く毎週水曜および4月4日は休館。水曜が祝日の場合は翌日休館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。会場は兵庫県・神戸市 アイランドセンターの「神戸ファッション美術館」。入場料は一般:500円/小中高、65歳以上:250円。

同展では、"布文化と浮世絵の美術館"「アミューズミュージアム」(東京都・浅草)が管理運用する約2万点の中から、国の重要有形民俗文化財である東北の野良着-タツケ、マエダレ、長着などに見られる襤褸やこぎん刺し、菱刺しなど約100点が紹介されるとともに、ボロの美を現代のファッションに取り入れたkeisuke kanda(神田恵介)、matohu(堀畑裕之、 関口真希子)、writtenafterwards(山縣良和)、MODECO(水野浩之)のデザイナー4組による作品が展示される。

同展が開催される背景として、2013年ルイ・ヴィトン、2014年アルチュザラ、2015年コム デ ギャルソンが相次いで「日本のボロ」をテーマにしたコレクションを発表するなど、近年では「BORO」として世界のファッション界・アート界で通用する言葉になっているのに加え、日本の若手デザイナーもボロを独自の解釈で取り入れた作品を多く発表していることから、神戸ファッション美術館がアミューズミュージアムに展示品の貸出および展覧会の監修を依頼したという。

また、公開初日の1月23日 14:00~15:00には、神戸ファッション美術館 展示室内において、アミューズミュージアム館長・辰巳清氏とMODECO代表・水野浩行氏によるギャラリートークが開催される。

このほか、関連イベントとして、2月21日 14:00~15:30(13:30開場)には、「REALKYOTO」、「REALTOKYO」発行人兼編集長の小崎哲哉氏、アミューズミュージアム館長・辰巳清氏、writtenafterwardsデザイナー・山縣良和氏による講演会「田中忠三郎とBORO(ぼろ)、そのデザイン」が開催される。会場は神戸ファッション美術館5F オルビスホール。参加希望者は、神戸ファッション美術館のWebサイトに記載されている方法で申し込む。

なお、「神戸ファッション美術館」は1997年に開館した日本初の公立ファッション美術館。世界各地から服飾学、民俗学の研究者やファッション関係者が来館している。一方の「アミューズミュージアム」は、2009年の開館以来、継ぎはぎのボロ布(江戸時代後期~昭和初期の日本の農民衣)のアート性に着目した展示を行っている。