インサイトテクノロジーは1月18日、データベース管理ツール「PISO」の新たなオプションとして、データベースのデータを暗号化する「PISO Encryption Option」の提供を開始した。オプション価格は税別100万円から。

PISOは、データベースへのアクセス監視、ログ収集機能を通常提供しているが、暗号化オプション「PISO Encryption Option」と組み合わせることにより、データベースのセキュリティを強化できるという。

「PISO Encryption Option」では、重要データをテーブルの列単位で暗号化し、ユーザーごとにアクセスできるデータを制御する「アクセスコントロール」も可能になるほか、クレジットカード情報および取引情報を保護するためのクレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準「PCIデータセキュリティスタンダード(PCI DSS:Payment Card Industry Data Security Standard)」への対応強化も実現した。

「PISO Encryption Option」を導入することで、PCI DSSに定義されている12のデータセキュリティ要件のうち、「4.オープンなパブリック・ネットワーク経由で転送されるカード名義人データを暗号化する」「7.カード会員データへのアクセスを業務上の必要範囲内に制限すること」に対応することが可能となる。