デジタルハリウッドは、 電通、ソニー・ミュージックエンタテインメントと共同で、デジタルハリウッド在校生および卒業生を対象とした映像コンペ「ワンシーン・コンぺティション」を開催することを発表するとともに、本日より作品募集を開始した。 大賞には賞金100万円、入選には賞金30万円、佳作には賞金10万円が贈呈されるほか、それぞれに副賞として映像制作プロジェクトへの参加権が授与される。応募締め切りは3月31日。

映像コンペ「ワンシーン・コンぺティション」

同コンペは、デジタルハリウッド在校生または卒業生を対象に、ドラマ、CG、アニメーション、ドキュメンタリーなどジャンル不問で、未発表で娯楽性のあるエンターテイメント作品を募るもの。氾濫する数多の映像に埋もれず、独自のインパクトと自ら拡散する力を持った作品を求めるということだ。

募集部門は「規定課題」と「自由課題」のふたつの部門に分かれ、「規定課題」は尺数が30秒以上~5分以内で、メカの起動シーン(ロボットや戦闘機、車など)、戦闘シーン(ロボット戦、戦闘機、格闘技、白兵戦など) 、変身シーン(戦隊ヒーロー、スーパーヒーロー、魔女、アイドルなど)、ラブシーン(人間、動物、人と動物、動物とロボットなど:ただしPGやR指定にならないこと)、思わず笑ってしまうシーン、泣けるシーン、瞬間移動(ワープ)シーン、刑事の殉職シーン、ループが気持ちいいシーン、スッキリするシーンといった10のシーンが設定されている。一方の「自由課題」では、映像の尺数や内容は問わず、視聴者に強く深い印象を残すシーンを創作する。

優れた作品を創り出したクリエイターには、大賞(規定・自由課題合わせて1作品)に賞金100万、入選(規定・自由課題各々1作品ずつ)に賞金30万円、佳作(規定・自由課題合わせて2作品)には10万円が贈呈されるほか、それぞれに副賞として映像制作プロジェクトへの参加が約束されるという。なお、映像プロジェクトに関しては、後日発表されるとのことだ。

なお、同コンペの応募資格は、デジタルハリウッド在校生または卒業生の個人またはグループ(複数ジャンルへの応募も可能)に限られる。応募方法は、デジタルハリウッド在校生・卒業生向けに、ワンシーン・コンペティション2015実行委員会事務局より、応募規約・応募方法についての連絡があるということだ。応募締め切りは3月31日消印有効。

審査員は、プロダクション・アイジー 代表取締役社長 石川光久氏、電通 CDC 専任局長 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/デジタル・クリエーティブ・センター長 佐々木康晴氏、アニプレックス 企画制作部部長 清水博之氏、デジタルハリウッド大学 学長/工学博士 杉山知之氏が務める。