台湾ASUSは6日(現地時間)、米国ラスベガスで開催中の2016 International CES(CES 2016)にて、1本のUSB Type-Cケーブルで、電源と映像伝送の両方をまかなう15.6型のポータブルディスプレイを発表した。価格や仕様、発売日などの詳細は明らかになっていない。

MB169C+ portable USB monitor

今回発表された「MB169C+ portable USB monitor」は、USB Type-Cを搭載した15.6型のポータブルディスプレイ。接続したデバイスから、電源と映像の両方を1本のUSB Type-Cケーブルで伝送できる。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。重量は800gで、本体厚は8.5mm。

USB Type-Cは、最大20V×5Aという大容量の電力供給が可能な規格。アップルが2015年4月に発売した新しいMacBookでも採用され、同機ではUSB Type-Cポートひとつで本体充電、データ転送、映像出力を行なうようになっている。